大分県の国東半島の北側に浮かぶ小さな島、姫島の盆踊り。
開催時期は毎年8月14、15日の19:00〜21:00。

姫島の中に7つの会場があり、それぞれの集落の口説き手と踊り手がエンドレスで唄い、踊っている。
とても美しい唄なので、それだけでも飽きないのだが、そこに「アヤ踊り」「キツネ踊り」「銭太鼓踊り」「狸踊り」などの様々な種類の踊りが回ってくる。
踊りに参加することはできないので見物するだけなのだが、バリエーションが豊富なので全然飽きずに楽しめて、すぐに二時間経ってしまう。
基本的に一つの会場に待機していれば、全部の踊りを見ることができる。ダラっと座って見るのがおすすめ。敷物かキャンプ椅子があると吉。
港に近い会場は混むので、少し外れた会場に行くと余裕を持って観ることができる。

交通

車で行った場合は、姫島行きの船が出る伊美港の駐車場に車を停めることになる。駐車場は非常に広大で、停められない心配はほぼないと言っていい。整理の人が誘導してくれる。駐車料金は500円だった。

車以外の場合は、宇佐駅や国東から伊美港に行くバスが出ている。
大分空港からの場合、一旦バスで国東に行って、国東で乗り換えになる。
電車の場合は宇佐駅からバスに乗り換えだ。

船はお盆の期間は増便され、往復でチケットを買うと帰りの船の時間が指定されるので、船に乗れなかったり、長時間待たされたりという心配はない。
運賃は大人往復で1,140円。20分くらいで到着する。

唄は男性の音頭取りと、女性二人の拍子取りによって構成され、鳴り物は太鼓だけ。
唄われるのは姫島だけでのみ唄われている唄。
風流な中に「殺す」などの物騒な言葉が入っていて、異界に迷い込んだような不思議な感覚になる。

一、 歌えとせめかけられて 歌いかねたよこの座敷
二、 座敷は祝いの座敷 鶴と亀とが舞い遊ぶ
三、 亀のじようは色は黒けれど 目もとよければ様殺す
四、 殺しはこの町に二人 どれが姉やら妹やら
五、 もろたら妹をくれた 妹みめがようで姉まさり
六、 さそなら妹もさそが 同じ蛇の目の唐かさを
七、 唐かさ柄もりがしても お前一人はぬらしゃせぬ
八、 一人か連れ衆はないか 連れ衆は後からかごで来る
九、 来る来るござると言えど 切れたおかせで口ばかり
十、 おかせは口にもあおが 私とお前は今ばかり
十一、 今おおて又いつあおか おおはうどんげ定めない
十二、 今おおて、又いつあおか 九月九日のよどの晩
一三、 うどんげに定めないのは 船にろかいのないごとく
一四、 かしなれろかいをそえて 私はろもおしゃかいもねる

関連リンク

姫島村役場姫島盆踊りのページ